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Posted by あしたさぬき.JP at

2010年10月16日

4日間【L'AIR SACRE】

さてさて、またもや少しお休みを頂いていました(汗)
この一週間も色んな流れのある一週間で
10月は濃かったなあ〜〜〜〜(遠い目)

少し時間を遡る為の時間が必要でした。
4日目のL'AIR SACRE(レールサクレ)さんでのショー。
こちらは私は【引き合わせる】事が役割でした。

以前だいちゃんとサオリさんのコンサートを見て
豊かな感想を下さったベリーダンサーの方がいらっしゃいました。
その感想を見て、またサオリさんとお話をして
そして何より、私自身が【色んなサオリさんの絵が見たい】と思って
今回のショーのお手伝いをさせて頂く事に。

場所は三木町のお庭が美しいレールサクレさん。
実は夏にこちらで歌う機会を頂いて
その時に「ここだ!」と即決しました(笑)


美しい人たちが、美しい物を見据えて美しい物を創っていこうとする姿。





ここにアロマセラピストの戸田さんと
ベリーダンサーのwakaさんを師と慕う7人の素敵な女性が加わって



エキゾチックな、そして新しい命を祝うような
それでいて少し艶かしい絵が完成。



今回は音にもとてもこだわりたくて
M’sシステムの波動スピーカーくんにも出動してもらいました!



実は私たち、この波動スピーカーくんが大好きで
この4日間が始まる幕開けに、商店街の事務所に押し掛けて
この子の流す音を聴きながらお茶をしていたりしていたのです(笑)
今回共演ができて大満足!
お忙しい中、本当にありがとうございました(愛)

この4日、そしてその後の何日間を経て
最近私は人間ってすごいなあと心から思う事がたくさんありました。
人の心の中には沢山のスイッチがあって
限りなく美しい物も、ドロドロしたものも
天使も悪魔も、愛も憎しみも、表裏一体に存在しているんだなあと。
だからこそ、人が「美しい物を作り出したい」ともがいて
その結果出来た物は心を揺さぶるんだなあと。
私は、そんな人が大好きだなあ、と。

だからこそ私は、ジャズという音楽を通してそういうことを伝えて行きたいなあと思います。
伝えて行く中で、ミュージシャンの伊藤大輔くんや、山本ヒロユキさんや、伊予平さん
踊り絵師の神田サオリさん
日本の美しい物を作り出す桜居せいこさんや
ベリーダンサーのwakaさんや
波動スピーカーの伝道師でありドラマーの鹿庭さんや
アロマという手段で人を癒す戸田さんや
音を創る喜びを知っているれんさんや
美を守り繋いでいく渡邊邸の皆さんや
そして料理という手段で愛をつなげるまんじゃーれさん、
今までであった多くの人に出会って繋げて深める事がとても楽しい。

今回の4日間を通して、ずっと手伝ってくれた大好きな人が
自分の新たな表現をしていくということを決意してくれたりもしてくれました。
何かが心の琴線に触れたんだと思うととても嬉しいです。
最後の最後の打ち上げでこっそりした密談と未来への夢。
未来への話が出来るという事がとても幸せでした。

この4日間、本当に色んな方の手を借りながら走り抜けました。
本当にありがとうございました。
今サオリさんは沖縄に
そして大ちゃんはサンフランシスコに
せいこさんは横浜に?かな。
皆別々の場所で頑張っている事が不思議に感じます。
次に会って、また、彼らの心に触れる事をとても楽しみにしています。

長々としたブログ、読んで頂いて本当にありがとうございました。

皆様の心に金色の月が輝きますように。
多謝
三木智子
  


Posted by miki_jazz at 14:20Comments(2)日々考える事

2010年10月12日

4日間【渡邊邸】後編 御礼

1週間以上かかりましたが、渡邊邸の日記を今日で完了できるかな?
長々とお付き合い、ありがとうございました。

去年の秋に、伊藤大輔くんからのご縁で神田サオリさんに出会って
2人のパフォーマンスに心を打たれました。
その後、四国村の歌舞伎舞台の前でゆっくり話した時に
今後どういうことをしたいのか、すんなり話すことになりました。
その時に約束した、【春夏秋冬】で何かをするという夢
今回【秋】を【紅】というタイトルで表現する事ができました。

色々な点で出会った人たちが線になってつながって
大きな丸い和を描く事ができました。



渡邊邸を紹介してくださったまんじゃーれさん
快く渡邊邸で演奏を許可してくださったオーナー
朝一、私たちが到着する前には重い機材を全てセッティング完了して
すぐに音が出せるようにしてくださっていたれんさん
集客に奔走してくださった皆様
私が送った連絡に対して丁寧なお返事や激励をくださった皆様
当日朝はやくから着物をきてスタンバイしてくれていた渡邊邸のお茶カフェの皆さん
仕事も忙しいのに、雨の中駐車場の整備や
重い荷物をさくさく運んでくれた男前2人(笑)
前日から集まって、色んな温かい気持ちをくれた大好きな友達。
当日海を渡って駆けつけてくれたジーニアスなご夫婦!
とてもとても長いステージに、最後まで拍手と笑顔をくれたお客様。
遠くからでも応援してくれていた、温かい人たち。
叱咤激励と、しゃあないなーと言いつつ助けてくれた家族。

いつも温かい目でサポートしてくれる山本さん
初めましてなのに初めましての演奏じゃないような心躍る瞬間を沢山くれた伊予平さん
遠い所から簪を、直接届けてくれたせいこさん。
温かい目線で優しい写真を沢山取ってくれたじゅんちゃん。
だいちゃん、さおりさん。

当日は色んな事に頭が一杯で(いつもの事ですが)
ケアばかりしてもらったような気がします(苦笑)
皆さんの愛とお力添えがないと出来なかった、奇跡のような一日でした。

ギリギリまで、【渡邊邸】に認められていないんじゃないか、とドキドキしていました。
【粋】とか【美しいもの】をまだまだ模索中の私がしてもいい場所じゃなかったんじゃないか、とか
色んな人に迷惑をかけてしまうようなことにならないか、とか。
でも当日、全ての心配だった要素が、予想以上に素晴らしいしつらえとなりました。
順久さん、粋なお心遣いありがとうございました。

皆だいすきーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(愛)  


Posted by miki_jazz at 16:18Comments(0)日々考える事

2010年10月11日

4日間【渡邊邸】中編その4 踊り絵師とジャズ

ジャズミュージシャン達が段々集まってきます
ベーシストの伊予平さんとはここで初めまして。
山本さんとは1日ぶり(笑)

段々周りが暗くなって
ろうそくをゆっくりともしていきました。
マッチのあったかい匂い。
大好きなお香も焚き始めました。
お庭の灯籠にも灯がともせるね!と誰かが気がついて
灯籠とサオリさんのキャンバスと、そして私の前には紅いろうそくを。

演奏の二部のスタートはどうしようかーとバックヤードで打ち合せ(笑)
大ちゃんが大変私にプレッシャーをかけます(笑)
でもここはきちんとご挨拶せないかんだろう!と
一人でステージの前に正座しました。

ステージは本当にあっという間でした。
いつもより高い声が楽に出たのはサオリさんのお守りのお陰かな?
それとも包み込んでくれるような音のお陰かなあ。
順久さんを初め、渡邊邸が見守ってくれていたような気がします。



和やかなお客様の笑顔にも支えられて
後ろを振り返ると、サオリさんのまあるい絵が。
どんな音を出そうとも、どーんと受け止めてくれる山本さんと伊予平さんの音。
大ちゃんの素晴らしい歌声と一緒に歌える喜び。
視線をもう一つ向こうに送ると
今回のイベントを手伝ってくれた大好きな友達達が縁側から見守ってくれて。
虫たちの声も一緒に音楽を創ってくれました。
とてもとても幸せでした。本当にありがとう。

今回、私なりのテーマがあったのですが
今の私の思う愛が届いたら嬉しいなあ。

  


Posted by miki_jazz at 15:59Comments(0)日々考える事

2010年10月09日

4日間【渡邊邸】中編その3 お茶席とお食事

少しお休みを頂きました(笑)
いつもライブの後は放心状態が続くのですが
今回も放心状態の穴から抜け出せなくなりました(笑)
そんな中、昨日はとても楽しいライブに。少し自分を取り戻してきました。
この話はまた追々。

さてさて、うっとりするような美しくて繊細な演奏の次に
お茶席を設けて頂くようにお願いしていました。
亭主は渡邊邸の大奥様、渡邊宗喜先生。
残念ながら私は、次の準備で席に着く事ができなかったのですが
準備をしている時のお道具や、
お運びの女性が作法や足さばきを一生懸命練習しているのを見て
「人をおもてなしする」心遣いを沢山感じました。

今回渡邊邸で演奏をするにあたって
ぜひここでお茶を召し上がって頂きたいなあと思っていました。
ただ、ライブをするだけではなく
渡邊邸でするから意味のあることを、と。
私の思いもよらないような【侘び寂び】や【粋】をご存知の方が
何を語ってくれるのか。
それをどう感じて、会話の中で何が産まれて来るのか。
お茶席という小さい世界の中で、美しい物が産まれる様。
ライブに似ているなあとつくづく思います。
楽しそうな笑い声がバックヤードまで聴こえてきました。

その頃にまんじゃーれさんよりお弁当が到着。
心のこもった美味しそうなお弁当でした。
「食べてる方を幸せにしてね〜」との思いで皆様の手に。
まんじゃーれさんは、渡邊邸と私を繋いでくださった大好きなレストランです。
いつも温かい心遣いをくださるこの場で
沢山の出会いがあり、楽しい笑いがあり、
音楽をさせて頂いたり聞いたりしています。
まんじゃーれさんのお弁当が、お客様の幸せを創ってくださる事。
そしてお客様がお腹いっぱいの幸せな気分でライブを楽しんでくださる事。
ギリギリまで人数が決まらず、まんじゃーれさんにはやきもきさせてしまったのですが
本当に最後まで温かい手配をしてくださいました。
お弁当、羨ましかったな〜〜(ライブ前なので食べられず)

私、本当に一杯一杯だったので一枚も写真を撮れず(泣)
ぜひこの模様を写真に収めた方、ご一報ください〜〜〜。

そうこうしているうちに、日が落ちてきました。
キャンドルに日がともります。
雨がすっかり上がって、虫たちの美しい声も聴こえてきました。
  


Posted by miki_jazz at 13:27Comments(0)

2010年10月07日

4日間【渡邊邸】中編その2 ボイスソリストと踊り絵師

今日はゆるゆるの更新になります。
最後まで無事行き着けるかしら(笑)

バックヤードがにぎやかになり始めます。
お客様の声が段々大きくなってきます。
雨も本降りになってきました。

雨の音に重なるように大ちゃんの最初の音が流れ出します。
続いてサオリさんの最初の一筆が流れるようにキャンバスに。
ぞくっとする瞬間。



雨の音。裏を走るコトデンの音。
軒先から流れてくる水の音。
お客様の息をのむ音。
キャンバスから流れる筆先の音。
そしてだいちゃんの流れるような音。
息の音すら音楽に変えることに、ただただ感動。
全てが一つの音楽になっていきました。

段々雨音が小さくなって鳥の声が聞こえて来て
大ちゃんの歌声と会話をしていました。
大ちゃんの音が波紋となって渡邊邸を包みます。

水の音に反応してサオリさんの絵が進んで行きます。
たっぷりと水を含んだ透明な青。
光を反射したような紫。


曼珠沙華の赤い紅い花が咲き、
黄金の月が産まれました。
この絵は今三木町のまんじゃーれさんにお嫁に行っています。
良ければぜひ、一目見に行ってみてください。
ということで敢えてブログには載せない(笑)

サオリさんが羽織っている着物は、桜居せいこさんがたまたま持って来ていた一枚。
そんな偶然も味方につけたような第一部でした。
ちなみに今日のブログの写真はせいこさんのブログからお借りしています。
http://blog.livedoor.jp/vanillabeansjp/archives/52690528.html
どうぞこちらもご覧下さい。

なんて美しい物を創っていく人たちなんだろう、と思いました。
同じ時代に産まれて、ご縁があって本当に良かったなあとも。
そして私の大好きな人たちと繋ぐ事ができて良かったなあとも。

拍手をする事すらドキドキするような第一部。
サオリさんの最後の一筆が終わった瞬間、
拍手よりも先にため息が漏れてしまいました。


  


Posted by miki_jazz at 13:23Comments(0)日々考える事